ゴールデンウェルスは、エボリューションゲームというゲームプロバイダが考案したライブバカラです。
通常バカラの安定感と、通常バカラにはない高配当のチャンスの両方を併せ持っているのがゴールデンウェルスバカラの魅力といえるでしょう。
運が良ければ、少ないベット額で通常の何倍も勝利金が得られるのが魅力で人気を集めています。
そこで今回は、ゴールデンウェルスバカラのルールや注意点、最高配当倍率などを徹底的に解説しています。
ゴールデンウェルスバカラが稼ぎやすいのかどうかも探っていくよ
ゴールデンウェルスバカラのルールは知ってる!
通常バカラとどっちが良いのか知りたい!という人はこちら
ゴールデンウェルスバカラの概要
まずは、ゴールデンウェルスバカラの基本的な部分を紹介してきます。
ゴールデンウェルスバカラを遊べるのはエボリューションゲーミングだけ
ゴールデンウェルスバカラは、エボリューションゲーミング(Evolution Gaming)というライブゲームプロバイダが独自に考案したバカラの種類です。
そのため、ゴールデンウェルスバカラを遊べるのはエボリューションゲーミングとの提携があるオンラインカジノだけです。
このロゴが目印!
とはいえ、エボリューションゲーミングはライブカジノを提供している多くのプロバイダのなかでも圧倒的な人気を誇るプロバイダです。
私が知る限り、エボリューションゲーミングとの提携がないオンラインカジノはないので、どのオンラインカジノでも遊べるので安心してください。
ゲームプロバイダとは
ゲームプロバイダは、ゲームを開発・開催・提供している会社のことです。
単に「プロバイダ」、もしくは「ゲーム会社」とも呼ばれます。
オンラインカジノが商品を販売するコンビニやスーパーだとすれば、ゲームプロバイダはそこで販売される商品を製造しているメーカーという感じです。
異なるカジノでも同じゲームが遊べるのは、それぞれのカジノが同じゲームプロバイダと提携しているからです。
基本的なルールは同じ
ゴールデンウェルスバカラも、基本は通常のバカラと同じルールです。
特に何か新しく覚える必要はありません。
しかし違うのは、特定のカードに配当アップの効果が付いていて、勝った時にそのカードが含まれていれば勝利金が倍増することです。
それでは、そのゴールデンウェルスバカラの特徴を詳しく見ていきましょう。
ゴールデンウェルスバカラの特徴
ゴールデンウェルスバカラは、ベットの受付時間が終了すると、カードが配られる前に配当アップの効果が付くカードが抽選されます。
この配当がアップするカードのことを【ゴールデンカード】
ゴールデンカードを抽選することを【ゴールデンラウンド】と呼びます。
ゴールデンカードの詳細
カード枚数 | 5枚 |
---|---|
配当アップ倍率 | 2倍・3倍・5倍・8倍 |
ゴールデンカードの枚数は必ず5枚と決まっています。
そして、ゴールデンカードに付与される倍率は、2倍、3倍、5倍、8倍のいずれかからランダムです。
例)上図では、【♠8】【♣Q】【♥4】【♣9】【♠K】がゴールデンカードに選ばれました。
このあと、バンカー側、もしくはプレイヤー側の勝利した方の手札に、これらのカードが含まれていた場合、カードに付与されている倍率に応じて配当がアップします。
ゴールデンカードの倍率はどのくらい?
ゴールデンカードは毎回必ず5枚が選ばれますが、問題はカードに付与される倍率です。
候補は [2x]、[3x]、[5x]、[8x]のどれかですが、実際にどのくらいの割合で何倍の配当が付くのか気になりますよね。
ゴールデンカードに付与される倍率が、それぞれどのくらいの確率で選ばれるかは明記されていません。
ただ、私がしばらくプレーしてきた感覚としては以下のような感じです。
- [2x]、[3x] が最も多い
- [5x] のカードが出るのは4回に1回くらい
- [8x] が付くことは稀
- たまに [5x] や [8x] が2枚以上につく
毎回5枚のゴールデンカードが選ばれるので、それが場に出るカードに含まれる確率は高いです。
ただし、100倍を超えるような超高配当が付くことはあまり期待しすぎない方が良いかもしれません。
類似しているライトニングバカラやエクストリームライトニングと比べると、ゴールデンウェルスバカラはボラティリティが低めといえます。
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ゴールデンウェルスバカラの配当
つぎに、ゴールデンウェルスバカラの配当について解説していきましょう。
ゴールデンウェルスバカラの基礎配当
まず、ゴールデンウェルスバカラのベースとなる配当倍率は以下のとおりです。
賭け方 | GWバカラ | 通常バカラ |
---|---|---|
プレイヤー | 2倍(1:1) | |
バンカー | 1.95倍 (0.95:1) | |
タイ | 6倍 (5:1) | 9倍 (8:1) |
ペア | 10倍 (9:1) | 12倍 (11:1) |
通常バカラと比べると、プレイヤーorバンカーの配当は同じですが、タイとペアの配当は低めになっています。
タイ予想の場合は場に出ているすべてのカード(最大6枚)がゴールデンカードの対象となるため、ベースの配当が低めになっているようですね。
ゴールデンカードの配当
まず先に、ゴールデンカードも含めた配当倍率の一覧表をご覧ください。
賭け方 | 最大配当倍率 |
---|---|
プレイヤー | 2倍~512倍 |
バンカー | 2倍~512倍 ※勝利金の5%が差し引かれる |
タイ | 131万720倍 |
ペア | 576倍 |
このあと、具体的な計算方法を解説していきます。
ゴールデンカードが有効になる条件
ゴールデンカードに付与された倍率は、自分が予想した側の手札に同じものが含まれていた場合にのみ有効です。
ただし、タイにベットして予想が的中した際は、場に出ているすべてのカードが対象となります。
最大で場に出た6枚のカードすべてに配当アップが付くこともあるってことだね!
ゴールデンウェルスバカラのもともとのタイベットが5倍なので、複数のゴールデンカードが絡むことでかなりの配当アップも期待できます。
ゴールデンカード倍率の計算方法
ゴールデンカードは毎回5枚(5種類)がランダムに選ばれます。
1ゲームで複数のゴールデンカードが出た場合にはどのような配当の計算になるのか見ていきましょう。
加算ではなく乗算
「3x」のカードが含まれていた場合はシンプルに配当が3倍になります。
そして、「3x」と「5x」の2枚が含まれていた場合は、
3+5 = 8倍 ではなく 3×5 = 15倍
となります。
このようにすべてがかけ合わされていくので、理論上は、3枚のすべてに「8x」が付くことで、最大 8x8x8=512倍 の配当が得られる計算になります。
同様に、タイにベットして6枚すべてに「8x」が付いた場合は、もともとのタイの配当と掛け合わせて最大1,310,720倍という、とんでもない倍率になります。
とはいえ、選出されるゴールデンカードの5枚すべてに[5x]、[8x]の高倍率が付くのはいままでに見たことがありません。
運がよかったとしてもプレイヤーor バンカーベットで
- 2 x 2 x 8 の32倍
- 2 x 3 x 5 の30倍
が現実的なところでしょう。
逆にいえば、2倍や3倍が単発で含まれることはけっこう多いわよ。
ゴールデンウェルスバカラは20%の手数料がかかる
ゴールデンカードによる配当アップのチャンスがあるだけでは、通常のバカラよりただオイシイだけになってしまうので、当然ながらその分のコストを払う必要があります。
それが、20%のゴールデンラウンド手数料です。
ゴールデンラウンド手数料は、ベットするときにベット額の20%が自動的に徴収されるようになっています。
ゴールデンウェルスバカラへの参加料みたいなものだね。
そのため、ベット額が10ドルで手数料の2ドルが差し引かれたとしても、プレイヤーベットの勝利金は20ドルです。
手数料の2ドル分も含めた24ドルの配当が得られるわけではありませんので注意しましょう。
また、引き分けだった場合に戻ってくるのも10ドルのみで、手数料の2ドルは戻ってきません。
ゴールデンウェルスバカラの還元率
つぎに、ゴールデンウェルスバカラの還元率を見ていきましょう。
公開されている還元率は以下のとおりです。
賭け方 | GWバカラ | 通常バカラ |
---|---|---|
プレイヤー | 98.86% | 98.76% |
バンカー | 98.69% | 98.95% |
タイ | 93.36% | 85.68% |
ペア | 86.00% | 89.64% |
この表から以下のことが分かります。
①ゴールデンウェルスバカラはプレイヤー側が有利
還元率を見てみると、ゴールデンウェルスバカラではプレイヤー側が少しだけ有利になっています。
これは、3枚目ルールによるものと考えられます。
バンカーよりもプレイヤーの方が3枚のカードが配られる確率が高いため、ゴールデンカードが含まれる可能性も高くなります。
それが還元率の違いに現れているのでしょう。
②タイベットも悪くない?
バカラでタイにベットするのはあまり良い戦略ではないことが知られています。
ゴールデンウェルスバカラでも同様に、プレイヤーベット、バンカーベットに比べれば還元率は低いですが、通常バカラに比べるとずいぶんと高くなっています。
これはやはり、場に出たすべてのカードがゴールデンカードの対象になるため、配当アップの恩恵を受けやすいからでしょう。
還元率の数値ばかりを見ていても、ギャンブル本来の楽しさが無くなってしまいます。
ここぞという時にはタイに賭けてみるのもアリかもしれませんね。
ゴールデンウェルスバカラはアリ?ナシ?
ゴールデンウェルスバカラの還元率を比較してみましたが、結局のところ、毎回20%の手数料を払って配当アップを狙うだけの価値はあるのでしょうか?
その点をさらに深く考えてみましょう。
少し長くなるので結論だけを見る人はこちら!
ゴールデンカードが場に出る確率は?
ゴールデンカードは必ず5枚が選ばれます。
トランプは♦、♥、♣、♠の4種類と、A(エース)~K(キング)の13種類があるので全部でカードは52種類です。
ゴールデンカードは5枚なので、ゴールデンウェルスバカラにおいては、常に52種類のカードのうち5種類が ”当たり” ということになります。
場に出るカードは平均5枚と仮定
バカラで場に出るカードの枚数は最低4枚、最高6枚です。
なので、単純に平均5枚が場に出ると仮定しましょう。
先ほど説明したとおり、配られるカードがゴールデンカードである確率は5/52=9.62%
カードは5枚場に出るわけですから、
ゴールデンカードが場に出る確率は
48.08%
つまり、2ゲームに1回くらいは1枚以上のゴールデンカードが場に出るという計算になります。
ゴールデンカードの恩恵を受けられる確率は?
さきほどの考察で、ゴールデンカードが場に出る確率は48.08%ほどだと分かりました。
しかし、ゴールデンカードが勝利した側の手札に含まれていなければ意味がないので、その確率は単純に考えれば半分の24.04%です。
なおかつ、その時に自分の予想が的中しなければ意味がないので、確率はさらに半分の約12.02%となります。
つまり、この計算から
ゴールデンカードの恩恵を受けられる可能性は
およそ8回に1回
ということになります。
ゴールデンカードによる倍率アップの期待値は?
では、つぎに考えるのは実際にどのくらいの配当アップ倍率が付くかです。
[5x] や [8x] が付くことは稀で、ほとんどが [2x] か [3x]なので、少し大雑把になってしまいますが、平均すると2.5倍の配当アップが期待できる、としましょう。
さきほどの『ゴールデンカードの恩恵を受けられる確率』と合わせて考えれば、
8回に1回の確率で、配当が2.5倍になる
期待値としてはこれくらいが現実的なところでしょう。
手数料のコスパを考える
では最後に、手数料の発生するゴールデンウェルスバカラと通常のバカラ、どちらが良いのか考えてみましょう。
これまでの考察から、
- 8回勝負すれば1回は配当アップを受けられそう
- その時の倍率は2.5倍ほど
だと分かりました。
では仮に、以下のような条件で通常バカラとゴールデンウェルスバカラを比較してみましょう。
- 1ベット1000円
- 16回勝負して8勝8敗
- すべてプレイヤー側にベット
通常バカラであれば、勝ちと負けの回数が同じなので、当然利益はプラマイゼロです。
ゴールデンウェルスバカラの場合は、倍率アップ時の計算がややこしいので省略しますが
- 8勝のうち2回にゴールデンカードが含まれていた
- 配当倍率アップの平均が2.5倍だった
とすると、利益はマイナス200円となります。
いろいろな確率をかなりざっくりと仮定してきたので、計算上は若干のマイナスとなりましたが、配当アップのために支払う手数料はかなり妥当だと言えます。
結論:通常バカラとほとんど変わらない
慎重に考察してみた結果、ゴールデンウェルスバカラと通常バカラの理論上の稼ぎやすさはほとんど変わらないということが言えます。
手数料とゴールデンカードの効果のバランスはかなり妥当なものでした。
ただ、理論値ではなくもう少し短期的・現実的にみれば、ゴールデンウェルスバカラの方が運が良かった(上振れた)ときは儲けが大きくなりやすいのと同時に、ツイてなかった(下振れた)ときは負け分にさらに手数料のマイナスも乗っかってくるため損失も大きくなりやすいです。
そのため、ゴールデンウェルスバカラと通常バカラは、自分の好みに合う方を選んで良いと言えるでしょう。
ベット額の決め方や、ベットのしかたも、通常バカラと大きく変える必要はありません。
通常バカラよりもう少し運要素が強い方が好きな人には、ゴールデンウェルスバカラがオススメね。
ゴールデンウェルスバカラの結果を実測してみた
いろいろと考察してきましたが、せっかくなので実際にゴールデンウェルスバカラを30戦、観測した結果と照らし合わせてみましょう。
その結果がこちらです:
(※GC=ゴールデンカード)
GCが場に現れた回数 | 17回 |
---|---|
GCの最高倍率が2倍 | 1回 |
GCの最高倍率が3倍 | 19回 |
GCの最高倍率が5倍 | 7回 |
GCの最高倍率が8倍 | 3回 |
結果がタイ | 3回 |
タイの時にGCが含まれた回数 | 1回 |
配当の最高倍率 | 5倍 |
たまたま運が良かったのか、30回中17回、ゴールデンカードが場に出ました。
倍率についても5枚すべてが2倍だったのが1回あり、8倍が付いたカードが現れたのは3回でした。
今回検証した30回のうちでは、勝利側の手札に複数のゴールデンカードが含まれることはなく、実際に出た配当の最高は5倍でした。
ゴールデンウェルスバカラ まとめ
以上、ゴールデンウェルスバカラを徹底的に解説しました。
ポイントをおさらいすると以下ことが言えます。
- ゴールデンウェルスバカラはエボリューションゲーミングが考案したバカラ
- ほぼすべてのオンラインカジノで遊べる
- 稼ぎやすさは通常バカラと大きく変わらない
- 運の要素が強めなのが好きな人にオススメ
ゴールデンウェルスバカラはエボリューションゲーミング独自のバカラの種類です。
とはいえ、ほぼすべてのオンラインカジノでプレイできるので、あなたの予算やプレイスタイルに合った最適なカジノを選ぶことが重要です。
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