オンラインカジノの禁止行為やローリスクベット・オポジットベットを徹底解説

オンラインカジノの禁止行為やローリスクベット・オポジットベットを徹底解説

この記事ではオンラインカジノで禁止、規制されているローリスクベットとオポジットベットについて解説していきます。

この記事でわかること
  • ローリスクベット、オポジットとは
  • 各カジノの禁止行為に対する判断基準
  • システムベットは禁止なのか

これらについて詳しく解説したのち、オンカジでのNG行為に関する質問・疑問を紹介していきます。

禁止行為をしてしまうと、せっかくの勝利金が没収されてしまう事態も起きかねないので、この記事を参考にしっかりと理解を深めておいてくださいね。

目次

オンラインカジノで禁止されているローリスクベット・オポジットベットとは

オンラインカジノでの禁止事項であるローリスクベットとオポジットベット。

まずはこれらの詳細と違いから解説していきましょう。

ローリスクベット

ローリスクベット(Low Risk Bet)とは、その名のとおりベット先を分散させて、ほぼ確実にどれかは当たるようなリスクの低い賭け方のことを言います。

分かりやすい例で言えば、0~36のうちどの数字に球が止まるかを予想するルーレットで、そのほぼすべての数字にベットするような行為です。

具体的にいくつまでならOKかはカジノによって異なります。

また明確に記載されていない場合もありますが、多くの場合はルーレットなら24か所くらいまでに制限されているのが一般的です。

オポジットベット

オポジットベット(Opposit Bet)とは、「反対側のベット」という意味です。

これは、例えばバカラの「プレイヤー」と「バンカー」、もしくはルーレットの「赤」と「黒」のように、本来は2つのうちどちらが勝つかを予想するべきゲームで両方に賭ける行為のことを指します。

オポジットベットはローリスクベットよりも境界線がハッキリしていて、「どちらが一方が絶対に当たる」賭け方がオポジットベットとみなされます。

オンラインカジノでローリスクベットやオポジットベットが禁止されている理由

ローリスクベットやオポジットがどのようなものかは分かっていただけたと思いますが、一見すると、そのような賭け方をしても何の得も無いように思えます。

では、なぜこれが禁止されているのでしょうか?

その理由には以下のようなものがあります:

  1. 賭け条件の消化だけが目的のベットを禁止
  2. リベートボーナス目的のベットを禁止
  3. 出金することだけが目的のベットを禁止

これらを順に詳しく見ていきましょう

賭け条件の消化だけが目的のベットを禁止

多くのオンラインカジノでは「受け取ったボーナスを出金する為にはボーナス額の〇〇倍のベットが必要」というルール(賭け条件)を設けています。

例えば、ボーナス100ドル・賭け条件20倍なら、2000ドル分をベットしてからでなければ出金はできません。

カジノ側は、あくまでゲームを楽しんでもらうためにボーナスを配布しているのであって、そのまますぐに出金されては何の意味もありません。

そのためにこういった賭け条件を設定しているわけですが、ローリスクベットやオポジットベットをすれば、簡単にその条件をクリアできてしまうので、これを禁止しているわけです。

コアラくん

多少は減ったとして、もともと貰ったものなら痛くも痒くもないもんね

リベートボーナス目的のベットを禁止

多くのオンラインカジノでは、リベートボーナスといってゲームの勝敗に関わらずベットした金額に応じてもらえるボーナス制度があります。

これも、たくさん遊んでくれたプレイヤーに対する還元を目的としたものですが、オポジットベットがOKならいくらでもベット額を増やせるので、無限にリベートボーナスを稼げてしまいます。

そんなことができてしまえばオンラインカジノは大赤字になってしまうので、ローリスクベット・オポジットベットが禁止されています。

キリンさん

リベートボーナス狙いでベットするときは禁止行為に十分注意するのよ

出金することだけが目的のベットを禁止

ほぼすべてのオンラインカジノで、入金したキャッシュに対しても【賭け条件1倍】が適用されます。(カジノによってはそれ以上の場合もあります)

これは、オンラインカジノを利用したマネーロンダリングを防止するために定められているルールでもあります。

にもかかわらず、ローリスクベットやオポジットができてしまっては、賭け条件を設定している意味が無くなってしまうので、それらの賭け方を禁止しているのです。


以上が、ローリスクベット・オポジットが禁止されている主な理由です。

このように、オンラインカジノでは必ずしもゲームに勝てなくても、

  • 賭け条件の消化
  • リベートボーナスの獲得
  • VIPランクの昇格条件

のためにベット額を稼ぐこと自体が重要になる場面はよくあります。

その時に、ついうっかりローリスクベットやオポジットベットをしてしまわないよう、ルールをしっかりと理解しておきましょう。

別の記事で、オンラインカジノでベットを効率よく稼ぐ方法を紹介していますので、ぜひ併せてご覧ください。

ローリスクベット・オポジットベットの基準はカジノによって異なる

冒頭でも軽く触れましたが、どこからがローリスクベットと判断されるかの基準に、オンカジ業界全体としての共通ルールはなく、カジノによって異なるのが現状です。

ここではいくつかのカジノを例に挙げてどこまでが許容範囲なのかを考察していきます。

コニベットの場合

コニベット

コニベットのローリスクベット、オポジットベットについての規約は以下の通りです、

禁止行為

10.3.1.オポジットベット(ルーレット:赤黒を同時にベットする、バカラ:プレイヤーとバンカーを同時にベットする)。
10.3.2.ルーレットで25個以上の数字(25個を含む)・ミニルーレットで8個以上の数字(8個を含む)をカバーするスプレッド.コンビネーションなどのリスクヘッジベットすること。

10.3.3.極力リスクを低くする攻略法や攻略ソフトの利用。

https://konibet.com/page/about/rules-terms

これを要約すると、コニベットは

  • オポジットベット(赤・黒同時賭け)は完全に禁止
  • ルーレットは24か所までは同時賭けOK
  • その他の低リスク攻略法は禁止

ということになります。

OKとNGの境界線が明確なので安心できますね。

クイーンカジノの場合

クイーンカジノ

続いてクイーンカジノの利用規約です。

クイーンカジノには、ローリスクベットやオポジットといった用語や具体的な禁止行為の記載はありませんでした。

それらしき記載があったのは以下です:

2.5. プレイヤーは、個人的で楽しみと娯楽の目的だけ、ゲームに参加することができます。

5.5. すべての取引はマネーロンダリングを防ぐためにチェックされます。プレイヤーがウェブサイト上のゲームに関連する不審な行為に気付いた場合、直ちに当社に報告する必要があります。当社は、マネーロンダリング防止規則に従って要求された場合、アカウントを一時停止、ブロック、または閉鎖し、資金を保留することができます。

https://www.queen-casino.com/ja/static/termsAndConditions

裏を返せば、「ここまではOK」という明確な表記もないため、ローリスクベットやオポジットベットを疑われるような賭け方は極力避けた方が良いでしょう。

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ステークカジノ

ステークカジノは、プレイヤーの遊び方に対して比較的寛容な印象があるオンラインカジノです。

利用規約にも特にローリスクベットの言及がないので、サポートに問い合わせてみました。

回答によれば、

  • NGな賭け方はそもそもできない
  • ベットが認められるのであればその賭け方は問題ない

ということになります。

できないようになっているのであれば安心ですが、やはり一般的にNGとされている賭け方をあえてやることはしない方が良いでしょう。

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ローリスクベット・オポジットベットをしてしまったときの対処法

NGと分かっていても、操作ミスなどでうっかりローリスクベット・オポジットベットをしてしまうことはあり得ます。

その場合はどのように対処すればいいのかを解説していきます。

すぐにサポートに連絡する

ローリスクベット、オポジットベットをしてしまった自覚があるのであれば、すぐにサポートに連絡して故意ではないが違反行為に抵触するベットをしてしまった旨を伝えましょう。

多くの場合はおとがめなし、注意で済むはずです。

気が付かなかった場合はすぐに謝罪

出金が停止されたりする事で初めて自身に違反行為があった事に気が付く場合もあります。

その場合はすぐに謝罪を行いましょう。

そのプレイによって発生した勝利金が戻ってくる可能性は低いですが、アカウントが凍結されたり、それに伴ってアカウントの残高も引き出せなくなるのは避けたい所です。

オンラインカジノで必勝法や攻略法を使うのは禁止?

ギャンブルの世界には、一定の法則に基づいて賭け金を増減させる、いわゆる必勝法や攻略法と呼ばれる賭け方があります。

コアラくん

システムベットとも呼ばれるね

有名な攻略法の一例
  • マーチンゲール法
  • パーレー法
  • グッドマン法
  • モンテカルロ法

これらの攻略法の実践に関しては、「問題ない」としているオンラインカジノもあれば、「オススメはしない」「ファイナンスチームの判断による」と回答が曖昧なカジノもあります。

そのため、明確な答えはもらえないかもしれませんが、自分が実践したい戦略があるのであれば、まずはサポートに問題がないか聞いてみるのが良いでしょう。

オンラインカジノの禁止行為に関するよくある質問

続いてオンラインカジノの禁止行為に関するよくある質問を紹介していきます。

OKとNGの明確な境界線はある?

前述した通り明確な基準を設けているカジノとそうではないカジノに分かれています。

そういう意味ではルーレットであれば同時24ベットまでを一つの目安にしても良いでしょう。

基本的にルーレットに24/37を1ドルづつベットした場合、期待値は-0.63ドルとなり理論上はオンラインカジノ側にメリットがある賭け方になります。

カジノ側でこの条件を規制する必要はないように思います。

一方でオポジットベットに関してはどのカジノでも基本的に禁止と考えて良いでしょう。

やはりカジノ本来の勝負を避けたようなベットの仕方はリスクが伴います。

ローリスクベット・オポジットベット以外の禁止行為は?

これ以外にも禁止されている行為は多々ありますので把握しておきましょう。

  • ソフトウェアを使った自動ベット
  • 複数アカウントでのプレイ
  • 意図的な遅延行為を繰り返す

これらの行為は一発でアカウント停止もあり得る悪質な行為とみなされます。

間違えたでは済まされない可能性がありますので絶対に行わないようにしましょう。

禁止行為はバレる?

オンラインカジノでのプレイはオンラインだからこそ何月何日の何時にどのゲームにいくらベットしたかもすべて履歴が追えるようになっています。

出金を申請すると、それまでのプレイ履歴に問題がなかったのチェックが入りますので、意図的にやれば必ずバレると考えておいてください。

オンラインカジノの禁止行為はどこで調べるの?

オンラインカジノの禁止行為各カジノの利用規約に必ず記載されていますのでチェックしておきましょう。

AのカジノでNGだったけどBのカジノではOKというような事もあるかもしれません。

もし記述場所が見つからなければサポートにチャットで「利用規約のURLを教えて」と聞くとすぐにリンクが送られてきます。

オンラインカジノの禁止行為(ローリスクベット・オポジットベット) まとめ

以上、オンラインカジノで禁止されているローリスクベット、オポジットベットについての詳細を解説してきました。

おもにルーレットやバカラでの賭け方を例に挙げてきましたが、それだけに限りません。

すべてゲームにおいてOKとNGを把握するのは大変なので不安に感じるかもしれませんが、今回例に挙げたような『結果が明らかでギャンブル性のないつまらない賭け方はNG』と考えておけば問題ないでしょう。

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